Spark勉強会 SP1に参加してきました
http://libspark.wordpress.com/2008/09/27/spark-study-sp1-report/
■発表者
Adobe エバンジェリスト
Mike Chambers
http://www.mikechambers.com/blog/
Ryan Stewart
御二方はAdobeの開発者とユーザの間に立って、
・ユーザーへ最新の技術情報を伝達する
・ユーザからのFBなどを開発者に伝える
というお仕事をされております。
■講演内容
Flash Player10での最新技術の紹介
http://labs.adobe.com/technologies/flashplayer10/demos/
○3D
・FP10から搭載される3D機能の紹介
・PV3Dみたいな完全な3D制御ではなくて、Z軸を考慮して作れますというレベル
⇒AfterEffectsの3次元レンダリングみたいな
・3Dライブラリの基礎機能をAPIで提供するということが目的らしい
・デモ
http://examples.adobe.com/flex3app/flex15/flexstore/flexstore.mxml?versionChecked=true
○サウンド
・周波数から音が作れます。
・レスポンスがよくなったので、リアルタイムでの音の作成ができるようになった。
○テキスト機能の充実
・目玉機能。
・これまで貧弱だった日本語を含めたテキスト機能が充実
・InDesignのような版組みソフトなみのレベルで文字組みを変更できる
⇒ベースラインや文字ごとのマージンの調整、縦書きなど
・文字組みの設定をxml形式で保存、読み込むことができる。
⇒独自形式のxmlで保存し、読み込んだ設定を反映できるみたいです。
○Vector型のサポート
・Arrayより高速なVector型(同じ型の要素のみの配列)をサポート
・同じ型しか入れられない代わりにアクセス速度が速い。
○draw API
・上の3D機能の根幹部分になるAPIの改良
・drawTriangleなど、図形を描く上での基礎機能が充実
・ドロー系APIの高速化
・参考サイト
http://www.senocular.com/flash/tutorials/flash10drawingapi/
○Pixel Bender
・AfterEffects、Photoshop、Flash間で利用可能なフィルタなどを作成、適用できる。
・Flash内では、MC、Videoなどに動的に適用可能
⇒従来のフィルタを自分で作れる感じです。
⇒Flashの場合はパラメータ調整なども可能
・Pixel Bender Toolkitを使って作成可能
⇒作成言語はActionScriptではなく、独自言語
・そういえば、FP10からはファイルダイアログを使って、ローカルファイルにアクセスできるみたいです。
・デモ
http://labs.adobe.com/technologies/flashplayer10/demos/pixelbender/
◇Spark Projectの紹介
・yossyさんから御二方へSparkProjectをご紹介
・デモを交えて、いくつかのライブラリ、プロジェクトを紹介
⇒FLARToolKitに非常に興味をもたれていました。
http://www.trick7.com/blog/2008/05/17-005233.php
■質疑応答
講演後、御二方への質疑などがありました。
詳細はこちら。
http://libspark.wordpress.com/2008/09/27/spark-study-sp1-report/
気になった質問をいくつか紹介します。
Q. SWF に Player を内蔵出来ないか?
質問してみました。Playerが出るたびにアップグレードしないといけないという
現状を鑑み、アップグレードなしで機能が使えるようにならないかなという意図で
質問したところ、
「byteArrayで無理やり(新機能のAPIを)書きこめばできるかもね!」
との回答が。
Q. iPhone への搭載予定は?
質問に行く前に、「これは飛ばそう」とスルーされました。後日談、
Spark勉強会 #3でgyuqueさんが、
swf→逆コンパイル→コード変換→JavaScript+SVG→iPhone
という力業でswfをiPhoneのSafariで再生するという発表を
されておりました。すげーーーー。
(完成度20%くらいですが、MCの枠線が見事にアニメーションしておりました)
http://wiki.libspark.org/wiki/SparkStudy/03
■感想
開発者に近い方から生のお話が聞けて面白かったです。
特に、テキスト機能の充実について、これまでほとんど垂れ流しだった日本語テキストに対し細かい設定ができるようになったのが非常にありがたいです。
また、Pixel Benderの登場で、これまでハードルの高かったフィルタ作成が簡単にできそうで、今後フィルタの数が非常に増えるんじゃないかと思います。SparkにもそのうちPixel Benderの項目ができるかもしれません。